忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/07/18 05:41 |
室内の湿気

住まいを新築する時、採光と風通しの優れた間取りを考えることで、居住性が格段に上がります。
湿気対策は、強制換気という換気扇による方法もできますが、やはり、自然換気がうまくでき、どうしても、湿気がこもる場所や湿気が大量に発生する場所にだけ、強制換気をするというのが理想です。
住まいの湿度を上げるのは、湿気を取り入れてしまう場合と、発生した湿気をきちんと外に出せない場合です。
発生した湿気を室内にためないことも大切です。


私の友人が住まいを新築した時、
1つ、どうしても作りたい部屋がありました。
それは、室内物干し場です。
彼女が共働きで、夜の間に洗濯すること、彼女だけでなく、娘がいますから、夜間に外に洗濯物を干したくないこと、そして、家族皆が花粉症なので、花粉の季節には外に洗濯物を干したくないことなどが理由です。
今までは、自分たちのプライベートルームに干していましたので、北側の壁にカビが生えてしまいました。
どうしても、洗濯物から出る湿気が北側に置いたドレッサーや本棚の後ろに溜まってしまうのです。

そこで、
2階の東南の角に3畳ほどの部屋を作りました。
その部屋には、トップライトを採用し、太陽光をふんだんに取り入れるだけでなく、洗濯物から発生する湿気を屋外に排出します。
トップライトなので、外出していても、開けておくことができ、もし、雨が降ったら、センサーで自動開閉するようにもなっています。
夜間、外に洗濯物を干すこともないので、下着泥棒に取られることもありません。
普段使う部屋に洗濯物を干すとなると、どうしても、湿気が大量に出てしまう上に、うまく、換気できないことが多いです。
そのため、カビなどの原因になってしまいます。
花粉の時期でも、気にせずに干すことができますから、本当に便利です。
居住空間で無用な湿気を発生させないことも大切なポイントになります。

PR

2014/04/14 10:17 |
LDKとキッチン

住まいの中で、大量に水蒸気を発生している場所がキッチンです。

最近、キッチンは1つの部屋として、仕切られた環境にするというのが少なくなって、リビングやダイニングとワンフロアにして、対面式のオープンキッチンが採用されることが多くなりました。キッチンは、ガスコンロやIHクッキングヒーターでお湯を沸かしたり、煮物を作ったりすることで、大量の水蒸気が発生します。それだけでなく、電気炊飯器でご飯を炊く時も、食器洗い乾燥機で食器を乾燥させる時も大量に水蒸気が発生します。
これらの水蒸気が換気されないと、
LDK全体に湿気が溜まり、かなり湿度が高くなってしまいます。


私の友人は、市内東部の丘陵地に新しく造成した団地に住まいを新築することになりました。
LDKをワンフロアにして、対面式のオープンキッチンにしようと考えて、Ⅱ型のキッチンを採用しました。

最初はアイランド型キッチンを採用しようかと思いましたが、この団地は自然豊かで、公園に隣接しているという立地条件なので、その景色を住まいに取り入れたいと思いました。

そこで、壁側には、
IHクッキングヒーターや電化製品を置くキッチンカウンターにし、電気炊飯器や電子レンジなども置いています。
ダイニングに対面する方には、シンクを設置します。
壁側に
IHクッキングヒーターなどを置いたのは、眺望と換気を考えてのことでした。
立った状態で、ちょうど目線の位置に、窓を設けましたから、欅や桜などが植えられている公園を見ながら、料理をすることができます。
煮炊きで発生した水蒸気もここから、すぐに換気することができます。
ダイニング側にシンクを置いたのは、後片付けの時、家族から孤立することなく、会話ができるようにしたためです。
キッチンは、
1人でいることが多いので、換気ができるだけでなく、開放感を感じられる環境を得られるようにしたらよいと思いました。


2014/03/29 14:52 | LDK
キッチンのトップライト

住まいの中で、1番湿気が発生するのは、浴槽に大量の湯を入れ、シャワーを使うバスルームですが、調理も大量の水蒸気を発生させてしまいます。
最近は、
LDKをワンフロアにするだけでなく、キッチンをオープンにし、ダイニングやリビングに対面させることが多くなっています。
調理によって発生する水蒸気や臭いを換気するのに、高性能の換気扇が設置されています。
もちろん、換気扇の設置は大切ですが、それと同時にキッチンの窓を考えることで、住まいの中に、水蒸気や臭いを含んだ空気を広げなくてよいです。


私の友人がすまいを新築する時、キッチンの換気について、工務店さんに相談しました。
窓で換気する時、一番効果的なのは、トップライトです。
調理をしている時の煙や水蒸気は、横に広がっていくのではなく、縦に伸びていきます。
縦に伸びて天井に達した煙や水蒸気をそのままトップライトから出すと、かなり効率が良くなります。
彼女達夫婦は料理好きで、親戚や友人が集まって、ホームパーティーもしますから、アイランド型キッチンを採用しました。
アイランド型キッチンの前に、ダイニングやリビングスペースが広がっていますから、換気がうまくできないと、ダイニングにもリビングにも水蒸気や臭いが広がっていきます。
ダイニングとリビング境目にリビング階段を設置していますから、これらの水蒸気も臭いも
2階へ上がっていきます。

キッチンの上に、トップライトを設置すると、効率的に換気できますから、水蒸気や煙の発生場所近くで、集中的に換気することができます。
住まいの中の湿度が上がることを防ぐことができます。
トップライトは、効率の良い換気だけでなく、採光も望むことができます。
友人の住まいが建つ地域は、日本でも晴天率が高く、温暖な地域なので、トップライトの良さを十分に享受できます。
昼間は、照明をつけなくても、十分です。


2014/02/04 22:31 | LDK
水周りの換気

住まいの中で、湿度の高い場所と言えば、何と言っても、水回りです。
住まいを少しでも長持ちさせるためには、水回りの換気をよく考えて、湿度を下げていくようにしなくてはいけません。
日本は、もともと高温多湿の気候ですから、敷地の土や住まいの中の空気も
かなり多くの湿気を含んでいます。
水回りは、文字通り、水を使い、貯めておくこともあります。
また、水回りは、比較的、狭いスペースです。
トイレ、バスルーム、洗面脱衣所それぞれにおける換気を
よく考えないといけません。


私の友人は住まいを新築する時、水回りの換気について、工務店さんに相談したそうです。
というのは、彼女が以前、住んでいた賃貸マンションでは、トイレにも洗面所にも窓がありませんでした。
バスルームには窓がありましたが、自動車や人の通行の多い道路に面していましたから、プライバシー保護や防犯上から、あまり開けておくこともできません。

単に、窓や換気扇を設置するのでなく、プライバシー保護や防犯に配慮した窓をつけることで、ある程度、自然換気ができるようにしたいと思いました。
特に、洗面脱衣所は、バスルームとセットになっているため、入浴の際の湯気などが貯まりやすく、換気しにくくなってしまいます。
そこで、洗面脱衣所自身も風通しを良くするように考えました。
洗面脱衣所へ入って正面の壁に、縦長の上げ下げ窓を取り付けました。

洗面脱衣所の入り口には、引き戸を採用しましたから、開けたままにしていても、邪魔になりません。
壁面にタオル類や予備の洗剤やシャンプーなどの収納を作りましたので、洗面脱衣所がすっきりと片付いています。
その収納のためにも、洗面脱衣所の湿気が逃げなくてはいけません。

換気扇も必要ですが、天気の良い日には、自然の風を取り入れ、自然に換気できるようにすれば、居住性も上がります。


2014/01/29 13:11 |
バスルームの窓

住まいを長持ちさせるには、水回りの換気をきちんとすることが大切です。
住まいが傷む原因の
1つに湿気があります。
その場所で水を使用するということもありますが、日本は、もともと高温多湿な気候です。
敷地内の土壌にも住まいを吹き抜ける風にも多くの水分が含まれています。
水回りは、その性質上、広々とした空間ではなく、限られたスペースですので、どうしても、湿気を多く含んだ空気が滞留してしまいます。
住まいを守るためには、水回りの換気が重要になってきます。
但し、バスルームの湿気対策には、プライバシーも考えなくてはいけません。


私の先輩は住まいを新築する時、バスルームには比較的大きな腰高窓を設置することを提案されました。
LDKに面して、採光や風通しのために、中庭を作っていたので、そこに面しているバスルームにも光と風を届けるための提案でした。
中庭に面していると言っても、バスルームに窓をつけるということは、他者の視線を完全に遮断できているかというのは、不安です。
望遠レンズ付きのカメラもあります。
少し高いビルから、角度を変えて見ると、プライバシーが守られないこともあります。

先輩の家庭には、
2人の娘さんがいます。
今はまだ、小学生の低学年ですが、数年すれば、やはり、女の子なので、心配です。
住まいで、お風呂に入るのは、夜ですから、窓の外の中庭が見えて、それを楽しみながら、ゆっくりと湯船に浸かるというのはそんなに魅力があることだとは思えませんでした。

むしろ、大好きな音楽を聞きながら、ゆったりと半身浴をしたいと思いました。
換気をするのに、窓を作るというのは大切な解決法ですが、防犯上、プライバシー保護の上からも、大きな弱点になってしまいます。
面格子を設置した上で、高い位置に内倒し窓をつけるなど、工夫していくことが大切になってきます。
また、外出中などには換気扇を回して、換気することが大切です。


2013/12/03 13:21 |
トイレの湿気

住まいの中で、水回りというのは、1番傷みやすい場所です。
住まいが傷む原因は、水や湿気です。
日本は、もともと高温多湿な気候です。
土壌にも空気にも多くの水分が含まれています。
そういう状態で、高温なのですから、木材腐朽菌やカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
住まいを守るためには、この水回りの換気に配慮することが大切です。
その中で、トイレの湿気対策には、プライバシーも考えなくてはいけません。


私の友人が住まいを新築する時、水回りの湿気対策にはかなり気をつけました。
彼女が結婚以来、住んでいた賃貸マンションは、水回りの風通しがあまり考慮されていなかったため、カビに悩まされ続けました。
トイレには窓がなく、換気するには、どうしても、換気扇を回さなくてはいけませんでした。
バスルームは、外廊下に面していたので、中倒し窓が付いていましたが、プライバシーや防犯のことを考えると、あまり開けっぱなしというわけにはいきませんでした。

特に、トイレは、湿気だけでなく、臭いの問題もありますから、換気扇だけでなく、効果的に換気できるように、窓も必要になってきます。
ただ、問題は窓の位置と大きさです。
腰高窓を設置すると、どうしても、外からトイレの中が見えてしまいます。
そこで、ハイサイドライトを設置し、トイレの引き戸もルーバー仕様にしました。
臭いが廊下に充満するのではないかと心配しましたが、廊下側からハイサイドライトへ風が流れていきますので、そんなに心配することはありませんでした。

しかし、自然の風の流れだけで、換気するのには、どうしても限界があります。
また、厳寒の時期には、窓を開けておくこともできません。
防犯上、たとえ、面格子があったとしても、外出中も窓を開けっ放しにすることもできません。
そんな場合は、換気扇を回して、換気するようにしています。


2013/11/28 14:51 | トイレ
シューズクロークと玄関

住まいを新築する時、住まいの中をすっきりと片付けるために、適所に収納を設けるように考えていきます。
例えば、プライベートルームの隣に、ウォークインクロゼットを設けることがあります。
また、キッチンのそばに、パントリーを設けて、雑多な常温保存の食品を収納します。
最近は、家族の靴や傘やスポーツ用具などを収納するために、シューズクロークを作るようになりました。


私の友人が住まいを新築する時、どうしても、シューズクロークを作りたいと思いました。
今まで、住んでいた分譲マンションでは、玄関には、シューズボックスがありましたが、収納量が少ないので、靴が溢れていました。
それだけでなく、御主人のゴルフバックや子ども達の野球道具やサッカーボールなどが置かれていましたから、それらを収納できるシューズクロークを作りたいと思いました。

シューズクロークは、外で履いていた靴を収納しますし、玄関の隣に位置していますから、工夫をしなければ、風通しがあまり良くなく、湿気がたまりやすくなってしまいます。

そこで、シューズクロークの反対側にローサイドライトを設けて、シューズクロークの壁には、ハイサイドライトをつけました。
この窓のお陰で、シューズクロークだけでなく、玄関土間も玄関ホールも風通しがよくなりました。
しかし、梅雨などの季節には、窓を開けることができません。
そこで、除湿機と扇風機をつけました。
除湿機を稼働することで、靴だけでなく、濡れた傘やコートなども乾かすことができます。
花粉の季節には、扇風機の風で、花粉を落としてから、
LDKに入ります。
家族皆が、花粉症なので、これは効果的です。

住まいに収納のスペースをつくると、どうしても、隔離されたスペースのため、湿気がこもってしまい、カビや臭いの原因になります。
収納スペースの換気にも充分注意して、周辺の部屋と共に、間取りを考えていかなくてはいけません。


2013/10/08 15:29 | 玄関
パントリー

昔は、住まいの中に味噌や果実酒などを保存するための冷暗所という場所がありました。
現在の住まいでは、なかなかこのような冷暗所という環境がありません。
食品保存だけでなく、普段使わない調理器具や電化製品や食器などを収納する場所として、パントリーが作られるようになりました。
パントリーも又、狭い空間であるだけでなく、食品を収納するので、どうしても、湿度が高くなってしまいます。


私の友人が住まいを新築する時、彼女は料理が好きなので、その材料や道具などを収納するパントリーを作ることを検討しました。
パン作り用の小麦粉、ナッツ、ドライフルーツ、手作りの味噌、豆類、素材缶などをわかりやすく、収納して、一目で在庫が分かるようにしたいと考えていました。
また、ジャガイモ、玉葱などの常温保存の野菜も収納したいと考えました。
キッチンに近いこともあり、この狭い空間は、どうしても、湿気がこもってしまいます。

そこで、パントリーと勝手口を組み合わせることで、風通しを良くする工夫をしました。
パントリーの一番奥に勝手口を作り、その上にハイサイドライトを設置しました。
その両端に棚を作ってもらい、収納できるようにしてもらいました。
入口は、ルーバーの折れ戸にし、閉めていても、換気できるようにしました。
もっと狭い空間でも良かったのですが、少し広めに取ったので、キッチンがすっきりしただけでなく、ものを雑然と収納するのでなく、棚に分かりやすく収納したので、結果的に風通しも良く、わかりやすいです。
住まいの北側にあるので、直接日差しが入るということはありませんから、比較的、高温になり難いです。
夏の猛暑の時期には、キッチンとダイニングのクーラーをかけると、ルーバーから冷気が入りますから、涼しくなります。
食品などを保存するのに、我が家では最適の場所になりました。


2013/09/11 15:42 | LDK
ウォークインクローゼットの窓

住まいを新築する時、湿気対策について考えますが、バスルーム、洗面脱衣所、トイレ、キッチンなど、水回りが中心になってしまいます。
しかし、住まいの中で、湿度が高い場所というのは、水回りだけではありません。
例えば、押入れやウォークインクロゼットなどの収納部分です。
最近は、住まいを新築する時、住まい自体に収納を多く設けて、箪笥などの収納家具をあまり置かないようになりました。
そのことで、部屋自体に湿気がたまる場所が少なくなったのですが、収納部分は比較的狭い空間なのに、服や季節用品などをぎっしり詰め込んで、扉を閉めてしまいますので、通風が悪くなります。


私の友人が住まいを新築する時、できるだけ、部屋の中に収納家具を置かずに、広々と使いたいと思い、動線を考えながら、収納スペースをつくりました。
2階のホールのすぐ横に、ウォークインクロゼットをつくり、突き当たりの壁に、縦長の窓を設置しました。
入口の引き戸を開けておくと、ウォークインクロゼットの中を風が吹き抜けていきます。
梅雨の季節などは、除湿器を動かしますが、普通は、窓を開けておくことで、十分換気できます。
2階のホールを利用して、本棚を設置しました。
最初は、書庫を作ろうと思いましたが、本は湿気を貯めてしまいますので、開放的な収納にしました。

2
階のホールには採光や風通しを考えて、トップライトを設置しました。
その下に、小さな椅子とテーブルを置きましたので、そこに座って、本を読むことができます。
読んだら、すぐ、片付けることができますから、すっきりします。
1階の洗面脱衣所には、壁面に棚を作り、タオルや洗剤などを収納するようにしています。
もともと、洗面脱衣所自体の湿気が高いので、やはり、正面の壁にハイサイドライトを設置しました。
ここも入口の引き戸を開けておくことで、換気できます。
できるだけ、風を阻害しないようにしました。

2013/08/27 13:21 |
ワンフロアのLDK

住まいを新築する時、採光や風通しの良さを考えていくことが大切です。
風通しをよくするということには、いくつかの目的があります。
室温を下げ、開放感を得るだけでなく、湿度を下げることが大きい目的です。

今回は、この湿度低下に焦点をあてて、間取りについて考えていきたいと思います。
驚くことに、住まいに
1番湿気が多い時期は、新築した時です。
もともと日本は、土壌自体がかなり湿っぽいものが多かったのですが、特に、川や水田や池などを埋め立てた場所や丘陵地の斜面の造成地は、湿度の高い場所です。
また、基礎のコンクリートに含まれる水分によって、湿度が高くなります。
特に、ベタ基礎の場合、建築当時は、コンクリートで覆われますから、かなり湿度も高くなっていきます。


私の友人が住まいを新築した場所は、かつて、水田だったところです。
造成して
10年経ちますが、地面からの湿気が住まいの基礎に及ぼす影響や耐震性を考えて、ベタ基礎を採用しました。
最適な場所に床下自然換気口をつくり、空気が流れやすいように、床下換気扇を設置しました。
その上で、住まいを南北に分断する廊下をやめて、玄関ホールからすぐにワンフロアになっている
LDKに入る間取りにしました。

住まいの南側に掃き出し窓をつくり、住まいの北側にある対面式キッチンの背後の壁にハイサイドライトを設けました。
東側には、トイレ、洗面脱衣所、バスルームを設置しましたが、視界を遮るために、壁でなく、格子の間仕切りにしました。

西側の玄関には、玄関ドアの上の高い位置に横長のハイサイドライトを設け、東側にもそれぞれに窓をつけました。
部屋の入り口には、引き戸を採用しました。
普段は、開放することで、かなり風通しがよくなり、湿気がこもりやすい玄関、キッチン、トイレ、洗面脱衣所、バスルームが孤立することなく、風が流れていきます。


2013/07/12 14:55 | LDK

| HOME |
忍者ブログ[PR]