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2025/07/18 08:39 |
LDKとキッチン

住まいの中で、大量に水蒸気を発生している場所がキッチンです。

最近、キッチンは1つの部屋として、仕切られた環境にするというのが少なくなって、リビングやダイニングとワンフロアにして、対面式のオープンキッチンが採用されることが多くなりました。キッチンは、ガスコンロやIHクッキングヒーターでお湯を沸かしたり、煮物を作ったりすることで、大量の水蒸気が発生します。それだけでなく、電気炊飯器でご飯を炊く時も、食器洗い乾燥機で食器を乾燥させる時も大量に水蒸気が発生します。
これらの水蒸気が換気されないと、
LDK全体に湿気が溜まり、かなり湿度が高くなってしまいます。


私の友人は、市内東部の丘陵地に新しく造成した団地に住まいを新築することになりました。
LDKをワンフロアにして、対面式のオープンキッチンにしようと考えて、Ⅱ型のキッチンを採用しました。

最初はアイランド型キッチンを採用しようかと思いましたが、この団地は自然豊かで、公園に隣接しているという立地条件なので、その景色を住まいに取り入れたいと思いました。

そこで、壁側には、
IHクッキングヒーターや電化製品を置くキッチンカウンターにし、電気炊飯器や電子レンジなども置いています。
ダイニングに対面する方には、シンクを設置します。
壁側に
IHクッキングヒーターなどを置いたのは、眺望と換気を考えてのことでした。
立った状態で、ちょうど目線の位置に、窓を設けましたから、欅や桜などが植えられている公園を見ながら、料理をすることができます。
煮炊きで発生した水蒸気もここから、すぐに換気することができます。
ダイニング側にシンクを置いたのは、後片付けの時、家族から孤立することなく、会話ができるようにしたためです。
キッチンは、
1人でいることが多いので、換気ができるだけでなく、開放感を感じられる環境を得られるようにしたらよいと思いました。

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2014/03/29 14:52 | LDK

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