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2025/07/18 05:05 |
室内の湿気

住まいを新築する時、採光と風通しの優れた間取りを考えることで、居住性が格段に上がります。
湿気対策は、強制換気という換気扇による方法もできますが、やはり、自然換気がうまくでき、どうしても、湿気がこもる場所や湿気が大量に発生する場所にだけ、強制換気をするというのが理想です。
住まいの湿度を上げるのは、湿気を取り入れてしまう場合と、発生した湿気をきちんと外に出せない場合です。
発生した湿気を室内にためないことも大切です。


私の友人が住まいを新築した時、
1つ、どうしても作りたい部屋がありました。
それは、室内物干し場です。
彼女が共働きで、夜の間に洗濯すること、彼女だけでなく、娘がいますから、夜間に外に洗濯物を干したくないこと、そして、家族皆が花粉症なので、花粉の季節には外に洗濯物を干したくないことなどが理由です。
今までは、自分たちのプライベートルームに干していましたので、北側の壁にカビが生えてしまいました。
どうしても、洗濯物から出る湿気が北側に置いたドレッサーや本棚の後ろに溜まってしまうのです。

そこで、
2階の東南の角に3畳ほどの部屋を作りました。
その部屋には、トップライトを採用し、太陽光をふんだんに取り入れるだけでなく、洗濯物から発生する湿気を屋外に排出します。
トップライトなので、外出していても、開けておくことができ、もし、雨が降ったら、センサーで自動開閉するようにもなっています。
夜間、外に洗濯物を干すこともないので、下着泥棒に取られることもありません。
普段使う部屋に洗濯物を干すとなると、どうしても、湿気が大量に出てしまう上に、うまく、換気できないことが多いです。
そのため、カビなどの原因になってしまいます。
花粉の時期でも、気にせずに干すことができますから、本当に便利です。
居住空間で無用な湿気を発生させないことも大切なポイントになります。

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2014/04/14 10:17 |
水周りの換気

住まいの中で、湿度の高い場所と言えば、何と言っても、水回りです。
住まいを少しでも長持ちさせるためには、水回りの換気をよく考えて、湿度を下げていくようにしなくてはいけません。
日本は、もともと高温多湿の気候ですから、敷地の土や住まいの中の空気も
かなり多くの湿気を含んでいます。
水回りは、文字通り、水を使い、貯めておくこともあります。
また、水回りは、比較的、狭いスペースです。
トイレ、バスルーム、洗面脱衣所それぞれにおける換気を
よく考えないといけません。


私の友人は住まいを新築する時、水回りの換気について、工務店さんに相談したそうです。
というのは、彼女が以前、住んでいた賃貸マンションでは、トイレにも洗面所にも窓がありませんでした。
バスルームには窓がありましたが、自動車や人の通行の多い道路に面していましたから、プライバシー保護や防犯上から、あまり開けておくこともできません。

単に、窓や換気扇を設置するのでなく、プライバシー保護や防犯に配慮した窓をつけることで、ある程度、自然換気ができるようにしたいと思いました。
特に、洗面脱衣所は、バスルームとセットになっているため、入浴の際の湯気などが貯まりやすく、換気しにくくなってしまいます。
そこで、洗面脱衣所自身も風通しを良くするように考えました。
洗面脱衣所へ入って正面の壁に、縦長の上げ下げ窓を取り付けました。

洗面脱衣所の入り口には、引き戸を採用しましたから、開けたままにしていても、邪魔になりません。
壁面にタオル類や予備の洗剤やシャンプーなどの収納を作りましたので、洗面脱衣所がすっきりと片付いています。
その収納のためにも、洗面脱衣所の湿気が逃げなくてはいけません。

換気扇も必要ですが、天気の良い日には、自然の風を取り入れ、自然に換気できるようにすれば、居住性も上がります。


2014/01/29 13:11 |
バスルームの窓

住まいを長持ちさせるには、水回りの換気をきちんとすることが大切です。
住まいが傷む原因の
1つに湿気があります。
その場所で水を使用するということもありますが、日本は、もともと高温多湿な気候です。
敷地内の土壌にも住まいを吹き抜ける風にも多くの水分が含まれています。
水回りは、その性質上、広々とした空間ではなく、限られたスペースですので、どうしても、湿気を多く含んだ空気が滞留してしまいます。
住まいを守るためには、水回りの換気が重要になってきます。
但し、バスルームの湿気対策には、プライバシーも考えなくてはいけません。


私の先輩は住まいを新築する時、バスルームには比較的大きな腰高窓を設置することを提案されました。
LDKに面して、採光や風通しのために、中庭を作っていたので、そこに面しているバスルームにも光と風を届けるための提案でした。
中庭に面していると言っても、バスルームに窓をつけるということは、他者の視線を完全に遮断できているかというのは、不安です。
望遠レンズ付きのカメラもあります。
少し高いビルから、角度を変えて見ると、プライバシーが守られないこともあります。

先輩の家庭には、
2人の娘さんがいます。
今はまだ、小学生の低学年ですが、数年すれば、やはり、女の子なので、心配です。
住まいで、お風呂に入るのは、夜ですから、窓の外の中庭が見えて、それを楽しみながら、ゆっくりと湯船に浸かるというのはそんなに魅力があることだとは思えませんでした。

むしろ、大好きな音楽を聞きながら、ゆったりと半身浴をしたいと思いました。
換気をするのに、窓を作るというのは大切な解決法ですが、防犯上、プライバシー保護の上からも、大きな弱点になってしまいます。
面格子を設置した上で、高い位置に内倒し窓をつけるなど、工夫していくことが大切になってきます。
また、外出中などには換気扇を回して、換気することが大切です。


2013/12/03 13:21 |
ウォークインクローゼットの窓

住まいを新築する時、湿気対策について考えますが、バスルーム、洗面脱衣所、トイレ、キッチンなど、水回りが中心になってしまいます。
しかし、住まいの中で、湿度が高い場所というのは、水回りだけではありません。
例えば、押入れやウォークインクロゼットなどの収納部分です。
最近は、住まいを新築する時、住まい自体に収納を多く設けて、箪笥などの収納家具をあまり置かないようになりました。
そのことで、部屋自体に湿気がたまる場所が少なくなったのですが、収納部分は比較的狭い空間なのに、服や季節用品などをぎっしり詰め込んで、扉を閉めてしまいますので、通風が悪くなります。


私の友人が住まいを新築する時、できるだけ、部屋の中に収納家具を置かずに、広々と使いたいと思い、動線を考えながら、収納スペースをつくりました。
2階のホールのすぐ横に、ウォークインクロゼットをつくり、突き当たりの壁に、縦長の窓を設置しました。
入口の引き戸を開けておくと、ウォークインクロゼットの中を風が吹き抜けていきます。
梅雨の季節などは、除湿器を動かしますが、普通は、窓を開けておくことで、十分換気できます。
2階のホールを利用して、本棚を設置しました。
最初は、書庫を作ろうと思いましたが、本は湿気を貯めてしまいますので、開放的な収納にしました。

2
階のホールには採光や風通しを考えて、トップライトを設置しました。
その下に、小さな椅子とテーブルを置きましたので、そこに座って、本を読むことができます。
読んだら、すぐ、片付けることができますから、すっきりします。
1階の洗面脱衣所には、壁面に棚を作り、タオルや洗剤などを収納するようにしています。
もともと、洗面脱衣所自体の湿気が高いので、やはり、正面の壁にハイサイドライトを設置しました。
ここも入口の引き戸を開けておくことで、換気できます。
できるだけ、風を阻害しないようにしました。

2013/08/27 13:21 |

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