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2025/07/18 05:29 |
トイレの湿気

住まいの中で、水回りというのは、1番傷みやすい場所です。
住まいが傷む原因は、水や湿気です。
日本は、もともと高温多湿な気候です。
土壌にも空気にも多くの水分が含まれています。
そういう状態で、高温なのですから、木材腐朽菌やカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
住まいを守るためには、この水回りの換気に配慮することが大切です。
その中で、トイレの湿気対策には、プライバシーも考えなくてはいけません。


私の友人が住まいを新築する時、水回りの湿気対策にはかなり気をつけました。
彼女が結婚以来、住んでいた賃貸マンションは、水回りの風通しがあまり考慮されていなかったため、カビに悩まされ続けました。
トイレには窓がなく、換気するには、どうしても、換気扇を回さなくてはいけませんでした。
バスルームは、外廊下に面していたので、中倒し窓が付いていましたが、プライバシーや防犯のことを考えると、あまり開けっぱなしというわけにはいきませんでした。

特に、トイレは、湿気だけでなく、臭いの問題もありますから、換気扇だけでなく、効果的に換気できるように、窓も必要になってきます。
ただ、問題は窓の位置と大きさです。
腰高窓を設置すると、どうしても、外からトイレの中が見えてしまいます。
そこで、ハイサイドライトを設置し、トイレの引き戸もルーバー仕様にしました。
臭いが廊下に充満するのではないかと心配しましたが、廊下側からハイサイドライトへ風が流れていきますので、そんなに心配することはありませんでした。

しかし、自然の風の流れだけで、換気するのには、どうしても限界があります。
また、厳寒の時期には、窓を開けておくこともできません。
防犯上、たとえ、面格子があったとしても、外出中も窓を開けっ放しにすることもできません。
そんな場合は、換気扇を回して、換気するようにしています。

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2013/11/28 14:51 | トイレ

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